MUKU-DATA  三井八郎右衛門邸

文化財となっている木造建築はなるべく見るようにしている。
特に和室の床の間廻りや茶室などは
そこで使われる1本、1枚の材木に対しての
設計者や大工棟梁の創意工夫が見られて、何故にここにこの材を持ってきたか?
と読み解く楽しみなどもあって気持ちが上がる。
そこで使われている材、何故その材をつかったか?全体の見え方、
各所の詳細の納まり・・・
そして自分だったらどんな材をそこへ添えようかと。。
いまどきだったらこれらの造作をどうアレンジして取り付けたら良く見えるだろうか・・
建築の材木を扱っている材木屋は自然とそこへ視線が向かっていく。